ドラッカーコラム <ドラッカー365の金言>
ドラッカー365の金言 海外進出形態の変化
ACTION POINT
あなたがよく知っている企業買収の例では、買収する側と買収される側との間に体質の一致はありましたか。互いにどのように敬意をはらっていたでしょうか。
ピーター・ドラッカー『ドラッカー365の金言』
企業買収には事業間に体質の一致がなければならない
企業買収は、買収する側が買収される側の製品、市場、顧客に敬意をもたないかぎり成功しない。製薬会社による化粧品会社の買収が大成功したという例はあまりない。
薬学者や生化学者は、病気や健康を研究する硬派の人たちである。口紅に重大な関心をもつことはあまりない。同様に、出版社の買収で成功したテレビ局もあまりない。本はメディアではないし、本の読者や著者は視聴者とは異なる。
事業には必ず意思決定の場面がある。そのとき、事業、製品、顧客に違和感をもつ者は間違いをおかす。
ピーター・ドラッカー『マネジメント・フロンティア
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